
① なぜ今「付属校」がこんなに人気なのか
ここ数年、生徒さんやご家庭から「大学までエスカレーターで上がれる学校を狙いたい」というご相談がぐっと増えました。
背景にあるのは、大学入試の不透明さです。
共通テストの傾向は変わり続け、大学の定員管理も厳しくなり、「上位大学ほど一般入試で入りにくくなっている」という空気をみなさん感じています。
その点、早慶の付属高校に入れれば、よほどのことがない限り早稲田・慶應へ進学できます。
高校3年間を、受験勉強ではなく部活・留学・課外活動・専門的な学びに使える。これは想像以上に大きなアドバンテージです。
もちろん「入口」の難易度は高校受験で最難関クラス。
けれど、3年後にもう一度大学受験で勝負することを思えば、合理的な選択だと私は考えています。
お子さんがどんな高校生活を送りたいか、そこから逆算して志望校を一緒に決めていきましょう。
② 早慶付属に共通する入試の特徴
早慶の付属校を複数受ける生徒さんには、まず「共通する土台」を意識してもらっています。
第一に、思考力を問う問題が多いこと。
単なる暗記や公式の当てはめではなく、その場で考えさせる出題が中心です。
数学なら誘導の少ない記述、英語なら長めの長文と要約、国語なら抽象度の高い評論。
「知っているか」より「使えるか」を見られます。
第二に、スピードと正確さの両立が求められること。
難問を1問解く力と、標準問題を取りこぼさない力、その両輪が必要です。
第三に、学校ごとに色がはっきり違うこと。
同じ早慶でも、数学重視、記述重視、英語重視といった具合に傾向が分かれます。
だからこそ対策は「早慶共通の地力づくり」と「学校別の仕上げ」の二段階。
まずは秋までに土台を固めましょう。
③ 内申より「実力」── 当日勝負の世界で家庭教師ができること
公立高校志望のご家庭から付属校に切り替えるとき、いちばん安心していただけるのが「当日の点数勝負」という点です。
早慶付属の一般入試は、内申点の比重が小さい(または合否にほぼ影響しない)学校が中心。
中1・中2で内申を取りこぼしてしまった生徒さんにも、十分に逆転のチャンスがあります。
この点こそ、家庭教師の出番です。
集団塾だと「クラスの平均ペース」に合わせざるを得ませんが、当日勝負なら、その子の弱点だけを狙い撃ちできる。
たとえば英語の長文だけが遅いなら、そこに時間を集中投下する。数学の関数だけが穴なら、そこを徹底的に潰す。
「内申が足りないから諦める」は、付属校受験では当てはまりません。
今この瞬間の実力と、本番までの伸びしろ。
私はそこだけを見ています。
一緒に最短ルートを描きましょう。